スーパー・パッチ
「スーパー・パッチ」は樹脂入りバインダーと道産石材を混合した特殊・高分子型常温合材です。
- 標準型:2.5mm~5.0mmの砕石を使用しています。
ポットホールから深い欠落破損までオールラウンドに対応。 - 細密型:0.001mm~2.0mmの砕砂を使用した細粒タイプ。
クラック等の割れ目や形状の複雑な破損にしなやかに投入可能。
施工性 |
短時間施工を実現
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耐久性 |
耐摩擦性に優れ、耐久性抜群
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全天性 |
降雨、降雪時の施工もOK
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保存性 |
長期保存が可能
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固くなった常温材を補修のたびにバーナーであぶって柔らかくする苦労が当たり前になってませんか?
固まってしまった常温材をほぐしてから使用するのは、人手と時間ばかりかかり肝心の補修作業がさっぱり進まず、イライラばかりつのります。「スーパー・パッチ」は四季の温度変化にすべて対応できる商品です。氷点下の真冬から、炎天下の夏場まで、常にしなやかな施工性を実現できます。
雪が融けてきたらそこら中穴だらけ!
早めに「スーパー・パッチ」で補修すれば長持ちします。
最初は小さな割れ目やポットホールでも、そのまま放置すると水が路床まで浸透し溜まっていきます。
その水が冬場の氷点下で凍結すると膨張して舗装を急激に破壊します。
早めに「スーパー・パッチ」で補修していれば、舗装の寿命をグンと伸ばすことができます。
スーパー・パッチの使用目安
寸法(縦×横×深さ)1m×1m×3cm
使用量 1袋(20kg)が概ね3袋必要です。
スーパー・パッチの上手な使い方
1. 特徴について
スーパー・パッチとアスファルトは何が違うの?
普通のアスファルトは加熱式の合材です。
これは製造の過程で加温されそのまま高温の状態であれば柔かく時間経過とともに冷やされると固く硬化する性質があります。
加熱式の合材は冷えた状態(常温)では敷き均しや形成をすることはできず、もういちど火力で加温しなければ柔かくなりません。
スーパー・パッチは常温合材です。
常温の状態でしなやかな施工性があり、敷き均しや形成ができて、ガスボンベやバーナーで火を使う必要もありません。
普通の常温材と特殊常温材は何が違うの?
通常の常温材は補修面に投入後、転圧を加えて力で押しつぶすことで密着させて固めることが必要です。
つまりこれは、作業することで固まらせるものと言えます。
特殊常温材は投入後は形を整え、スコップで叩く程度で補修材そのものが刺激に反応し、時間経過とともに自然に硬化します。
つまりこれは、作用によって硬化するものと言えます。
これが加転圧硬化といって特殊常温材の最大の特徴です。
労力を使い無理に押し固めたものは、ほぐれやすく脆いものです。
毎年同じ箇所を補修し続けて、補修の補修をしてはいませんか?
そんな時には全天候型特殊常温材をぜひお試し下さい。
スーパー・パッチは硬化作用で固まってしまえば崩れることはなく、そのままの強度を維持することができます。
従来品のように応急処置の穴埋めではなく補修をきちんと完成し、仕上げることができる優れものです。
2. 補修の手順について
スーパー・パッチの上手な使い方について
補修の手順をおおまかに分けると3段階になります。
①補修箇所の清掃
②補修材の投入と敷き均し
③転圧・締め固め
①補修箇所の砂や泥を取り除く
舗装面にあいた穴の底に砂や泥がありますと接着性が悪くなりますので、できるだけ取り除いてください。
また特に柔らかな泥などが残っていると材料を投入したあとに転圧をかけても底の泥がクッションになり力が逃げてしまいます。
底の部分が固ければ転圧に対して反発する力が発生しますので少ない転圧で効率良く密度の高い締め固めができます。
スーパー・パッチの硬化作用も、より一層早めることができます。
舗装が一層しかなく、底の部分が土で地盤がゆるい場合には舗装ガラや砕石などを下に敷き固めたほうが、簡単な転圧でスーパー・パッチの硬化作用を上手に発生させることができます。
また底の地盤がゆるく不安定のままですと、スーパーパッチが硬化したあとで、ひび割れや破損することが多くなります。
②スーパー・パッチの投入と敷き均し
材料の投入と敷き均しは補修の重要なポイントです。
補修箇所に材料が均一に敷き均されて、隙間なく収まっていることが大切で、あとの締め固めが簡単にできます。
路盤などのレベルに合わせて転圧で沈む分だけ、やや高く盛ります。
スコップで叩く手作業の転圧であれば1cm程度を高く盛りプレートなどの機械転圧では2~3cm程度の高さが目安になります。
盛りが不均一ですと転圧時にそこだけへこんでしまいます。
投入の際には袋ごと逆さにして一度に出すよりも、ある程度小分けして敷き均したほうが細部まで材料を収める事ができます。
穴が深いときには2回に分けて投入しましょう。
補修する穴の深さが4cm以上ある場合には半量を入れて軽く転圧してから残りを盛入れて敷き均すと効率が良いです。
③転圧と締め固め
ここまでの清掃と敷き均しがきちんとできていれば準備万端。
転圧はプレートなどの機械を使用する場合と手作業があります。
プレートを使用した転圧の場合は補修面の周囲を締め固めてから中央部を転圧してください。
機械を一箇所にとどめずに全体を移動しながら潰すようなイメージで繰り返し平盤に転圧してください。
スコップの背などで叩く、手作業の転圧の場合は力を加減して全体に均一に回数を叩いたほうが効率が良いです。
また補修の面が広い場合は当て木などをしてハンマーなどで叩くと面の水平を簡単に保つことができます。
車を使ってタイヤで踏んで転圧するのは、補修箇所がタイヤの幅より狭く小さい時以外はお勧めできません。
広い補修面をそれより狭い幅のタイヤで踏んでも材料が不均一に左右に逃げてしまい全くの逆効果です。
タイヤのゴムは軟質であり車両の重量も面に対して均一にかからず仕上りも悪いものになるようです。
施工例
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